着物男子のススメ.1
~粋を纏うと「世界」が変わる!~
日本の伝統衣装である着物。
西洋から伝わった洋服が普段着として浸透してから、普段使いの着物を見かける事が少なくなりましたが、だからこそ、街中で着物を着ている人を見かけると、つい目をやってしまいますよね。
着物は元々私たち日本人の普段着でした。
特別な日に着る着物もあれば、日常的に着られていたカジュアルな着物もあったのです。
だから、古くからの普段着である着物を、現代でも日常的に着る事は何も特別な事ではなく、お洒落のひとつとして楽しむ事ができるのです。
特別な時にしか着ちゃいけませんよ、なんてルールはないのですから。
小粋に着物を着こなしている姿は「カッコイイ!」とか「素敵!」といった印象を残すでしょう。最近増えている外国人旅行者の方からも注目される事間違いなし!と言えます。
着物を着て歩いているだけで多くの人からの見られ方が変わり、思わぬ出会いや縁に恵まれるかもしれません。
それに何よりも、着物を着て外に出ると気持ちが引き締まり、気分が変わります。
これは着物という衣類を「着付け」て着るからなんです。洋服には「着崩れ」という言葉はありません。でも、着物は、きちんと順を追って着付けて身に纏うものなので、姿勢を悪くしたり暴れまわったりすると着崩れてしまいます。
だから、無意識のうちに気崩さないように良い姿勢と上品な所作を心がけるようになり、自然と気持ちが引き締まるというわけなんです。
周りから視線が注がれることも、意識的に美しい立ち居振る舞いを心がけるようになる効果が得られるひとつの要因と言えるでしょう。
このように、着物を着て粋を纏えば、あなたを取り巻く日常がガラッと変わり、新たな世界が開けるのです!