着物を着ていざ出かけよう！と思って、ふと「荷物、どうしよう」と思った事はありませんか？
いつも使っているバッグじゃ着物と合わないし、そもそも着物の時って荷物はどうやって持ち歩けば良いんだろう、と思いますよね。

今回は、そんな疑問にお答えします。

まず、財布やスマホは袂に入れるという方法があります。
袂とは、袖口の事。着物だとこの袖口にスペースができるので、ここに小物が入れられるというわけ。

ただし、ここに小物を入れると結構気になるんですよね。
長財布を入れようものなら重くて仕方ないし、何かの拍子で落としてしまわないか気が気でないという人もいますし…。

重さが気になる方は、コンパクトな小銭入れに紙幣もまとめて入れて持ち歩くなど、着物用にカスタマイズしてお財布を持ち歩くのがおすすめです。

スマホなどは帯に挟むという手もありますが、これも失くしてしまいそうで怖いですよね。

安心して快適に荷物を持ち運ぶのにお勧めしたいのは、ちゃんと袋やカバンに入れる事です。袂に入れるのは、せいぜいハンカチくらいにしておいて、大切なものは面倒がらずに袋やカバンに入れて持ち歩きましょう。

荷物入れとして着物と合わせるのに最適なものは、信玄袋、いわゆる巾着です。
財布やスマホを入れるぐらいであれば十分です。

只私もそうですが、着物を着てビジネスの場に出る機会のある方は巾着では小さく、書類なども入らないため、大きいバッグを持つようにしています。
着物だから巾着しかだめという事は全くありません。
革やナイロンなどのデザイン性のあるものを着物の雰囲気に合わせてお持ちになっても大丈夫です。
（ビジネスバッグは向きませんが。）

出かける場によって、使い分けるのもいいですね。