着物男子のススメ.6
~着物の種類と選ぶシーン~
洋服にフォーマルウエアやカジュアルウエア、オフィスカジュアルやルームウエアがあるように、着物にも「格」というものがあります。
正装しなければならないシーンでカジュアルな格好では失礼ですし、逆に肩肘張らないシーンでバリバリの正装ですと浮いてしまいます。
今回は、着物の種類と格、それぞれ着物を着るのに適したシーンの例をご紹介します。
まず、最高の正装(第一礼装)は「黒羽二重五つ紋付」です。
神前式の和装婚で新郎が着る衣装、と言うのが最も分かりやすいでしょうか。
次いで「色紋付」が第一礼装としてよく着られ、この2つは袴になります。
男性の礼装は袴で、婚礼などの特別な日や公的な儀式で着られます。
次からは、いわゆる「着物」になります。Ohgaで扱っている着物はこれに相当します。
【御召】
正装としても、少しカジュアルにも出来る汎用性の高い着物です。 OHGAでも主力の商品となります。 光沢のある糸が使われ、生地に輝きを感じるのが特徴です。 改まった席やフォーマルなパーティなどに適しています。
【御召一つ紋付】
御召、または無地の紬に三つ紋・一つ紋をつけると、正装として祝いの席などに着ていけるようになります。結婚式の招待客として参列する時、フォーマルなパーティーの席などに適しています。
【紬】
カジュアルに着る事ができる着物です。改まった場所にはあまり相応しくなく、普段着として楽しむのに適しています。外出する時には羽織を着るのが礼儀とされています。
【デニム コデュロイなどの素材】
生地で遊ぶ着物です。
紬よりも更にカジュアルに着る着物です。普段着、お洒落着として気軽に楽しむことができて、改まった場でなければパーティーなどに着て行っても良いでしょう。
【浴衣】
夏といえば、の着物です。
旅館で寝間着として用意されている事から分かるように、ルームウエアのような感覚で着るものです。夏祭りや花火大会には最適ですが、あくまでもカジュアルウエアだという事をお忘れなく。
OHGAでは御召、紬、デニム、コーデュロイを主力に、様々な種類を取り扱っております。お客様が着物をお召になりたいシーンを参考に着物選びのお手伝いをいたしますので、ぜひお気軽にお声かけください。